2006/11/13

寒さと暑さ

朝の6時半の月。
06.11.12-01.jpg  寒々としている。
  
  家づくりの格言に
  「夏を旨とすべし」
  と、いう言葉がある。

  冷房という技術が無かった時代に
  物を燃やせば何とか暖を取れるからだったろうと思う。
  
  暖冷房の技術が発達した現代ではあるが、
  あえてその言葉を大切にしていきたいと思っている。

涼というのは、工夫でなんとかなると思っているからだ。
ボクたちは、知らず知らずのうちに涼しさを得る工夫の仕方を知っているはず。
暑くなければこんな笑顔は見られない。

この大館では、「棲まい」に限っては、エアコンなんていらないと思う。
夏は暑いんです。だから楽しい。
それが、ほんの数週間しかない。

今の住宅業界は、「高断熱高気密で、暖かいですよ」
暖かい理由は・・・・・・・

そんなことは、当たり前のことであって、
「棲まい」を語る土俵にあがっただけの話だ。

今は、いかに暖房効率を上げて、
いかにして消費エネルギーを抑えるかが課題の時代。
いつの日にかは、自分たちの発する熱だけで冬を乗り越える時代がくると思っている。

そこで見落とされていることが、「文化としての夏対策」。

「熱は窓から逃げるから、窓を小さくしましょう。」・・・?
「そうすると風の通りが悪くなりますから、エアコンをつけましょう。」・・・?
「窓が小さいと暗くなるので、照明器具をふやしましょう。」・・・?
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窓は、それなりの性能があるものを「ドカーン」と付ませんか。
暑かったり、まぶしかったりしたら、「すだれ」をたらしませんか、お父さん。
あっちとこっちに窓をつけて風通しを確保しませんか。
室内でも風鈴が綺麗に鳴りますよ。
タオルを首に巻いてスイカをほおばりませんか。

冬が暖かい家は当たり前。
我が家も45坪ありますが、FFストーブが一台だけ。
それでも、家の中だったら、真冬でもTシャツ一枚で過ごせます。

あくまでも住宅を考えるうえで、イメージするのは、夏の風景。

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