2006/11/27

現場主義

住宅に限らず、仕事をしていて一番大切なことは現場で決まる。
図面を描くことを一つの生業としているが、残念なことに紛れも無い事実だ。
一軒の家を考えるのに、最低でも20?30枚の図面を作成するが、所詮、基本的なルールを表現しているに過ぎない。
監理はしないが、それなりの住宅になってほしいと思って30坪位の家の図面を80枚以上作成した経験もある。
それでも、自分が足を運ばなかった現場は、満足がいく状態にはならない。
芸術にたとえれば、自分が筆を持たなかった絵画のようなもの。
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建築設計・監理というのは、はじめから筆を持つことが出来ない仕事。
代わって、さまざまな分野の職人さんたちが創りあげていく。
だからこそ、それぞれの職人の筆裁きを観察しながら、後のことを考える。
そうしているうちに、新しい発想が浮かぶ。
予定の図面通りに完成する家は無いと言っていい。
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