ナイフな話し
Leatherman : Juice Cs4 (154g)


「1983年世界で初めての「摘む、挟む」の機能を備えた画期的な
ポケットサバイバルツールを誕生させた」
という ウンチク で誕生した Leatherman : PST
なんとなく好みではなかった・・・ただそれだけでしたが、
Leatherman は選択肢にはありませんでした。
最終的に Juice Cs4 に落ち着いた訳は、
(比較して)軽くて、(比較して)小さくて、ハサミが付いている。 でした。
そこで、ここまでの葛藤をご紹介します。
これが、歴代のナイフ達。
最初に手にしたのが、
OPINEL : No.7( Hi carbon Model )
フライフィッシングをはじめた頃に手にして16年ぐらいになる。
1890年以来基本的なデザインを変えることなく作り続けられている、
フランスが世界に誇るポケットナイフ。重さはわずか40gに満たない。
ブレードの固定も根元のリングを回すだけというシンプルさの、
素朴な感じがする逸品。少しづつ短くなってきています。
ナイフと言ったらナイフ という勢いで、次に手にしたのが、
Buck knives : Folding Hunter 110 (ワンテン)と読むらしい
1902年創業、1964年にこのナイフが発売されて以来、
フィールディングナイフの代名詞のような存在 ・・らしい
分厚い皮のケース込みで266gもあり、ズッシりとした手ごたえがある。
手にした瞬間、とてもザックの中に入れて歩くものでは無い、と確信した。
ふんだんに使われた真鍮も相まって、ア・メ・リ・カ・合・衆・国 て 存在感抜群。
山業(行)にはやっぱり十徳ナイフと思考路線を変えた最初のナイフ
Victorinox : Camping なぜか キャンパー と呼ぶらしい (76g)
数ある中から、植村直己氏愛用品だったというミーハー的動機で選択。
手にしっくりとなじむし、機能的にもなんの不満も無く携行していましたが、
ハサミが欲しくなって、今は机の上に鎮座しています。
時々小さい方のブレードで鉛筆けずってます。高額なアナログ鉛筆削りです。
マークからもお解かりのように、スイスの逸品。
あまりにもコピー商品が出回るので、スイス国旗を刻印したらしい。
Victorinox の造りの美しさに惚れ込んで、ハサミ、ついでに プライヤー も
で手にしたのが、
Victorinox : Switzz tool_Spirit
この微妙にカーブした輝きを放つ妖艶なボディーは、美しい の一言。
210gと重いながらも、この美貌は、ずっとお供してもらう覚悟をしていました。
が、肝心のナイフが、肝心のナイフが、床屋のカミソリっぽくて使いにくい。
+ 重いし ・・・・・・ 非常に残念。Victorinoxなんとかしてくれ
以上の紆余曲折をへて、Leatherman : Juice Cs4 となる訳ですが、
不満が無いわけではない。やっぱりアメリカン的なところと言ったらいいのか
特に左右のハンドルの厚みが微妙に違うところは、
手にするたびに気になる。
また何か増えるような気がしないでもないが、今のところ候補は無い。
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