ヘブライという山
旧戸来村、現新郷村にあります。
新郷村といえば、キリストの墓、ピラミッドのある村で、秋田県側からは、
迷ヶ平を通っていく何かとミステリアスな雰囲気が漂う不思議な地域です。
そんな壮大なロマンが漂う村の最高峰に行ってきました。
登山口は山の中の道の駅しんごう付近からさらに枝分かれした
奥深いキャンプ場にあるのですが思いがけない渋滞でびっくり。

青森ウェストン祭 というイベントがあるらしく賑わっていました。
(写真はそうはみえませんが・・)
ウォルター・ウェストン氏とは・・・・・・
横目に登山開始です。

標高400m地点から約1100m程の山に登るのですが、
累積標高差が1080mのアップダウンのある登山です。

登り始めて程なく、ヨガイバ沢の岩清水。
下山時、これを頭からかぶりガブ飲みすることになります。

一度林道に出会ったところにあった標識
大駒ケ岳に向かいます。 大石上が例のピラミッドですね。

さらに、しばらくは平坦な登りがつづきます。



約1時間半、いよいよ急登です。
例の祭り後の登山のために刈り払われたのだと思いますが、邪魔くさい。
山頂直下あたりにあった、日本一のダケカンバ。
何の要素が日本一なのかわかりませんが、たしかにみごとです。
木陰で具合がよさそうだったので一息いれます。
ここからはさらに急な登りをすぎると、平坦な道になって。
大駒ケ岳(1144m)
右の迷ヶ平から登る十和利山ごしに田代平。
やや左奥に前回登った中岳、四角岳、真ん中奥に森吉山。
(クリックして大きくするとわかるかも知れません)
戸来岳と言ったのに大駒ケ岳?
そうなんです。だいたい戸来岳のようです。
いくつか調べてみましたが、この辺の二山?四山?を総称して戸来岳らしい。
確実にもうひとつの山が、三ツ岳で戸来岳の最高峰。
行かないわけにはいきません。
160mほど下って、175mほど登り返します。また急で
下がりきったところから三ツ岳を見上げます。
途中、よじ登るようなところも(結構)あって、
三ツ岳(1159m)
360度展望のせまい山頂で靴を脱いで甲羅干し大休憩。
(油断してしまいました。おかげで下山後顔はまっかっかのぽっぽっぽ)
(二三日後は脱皮確実です。)
十和田山越しに十和田湖
八甲田山
当初の予定は三ツ岳から南下して大文字山を通ってアグリ峠から下山
のはずでしたが、大文字山への道がわからない。
確かに標識はあって踏み跡らしきものがありましたが
50mほど下ったところでとうとう道を見失ってしまいました。
藪こぎして下って、藪こぎして登り返して
へとへとになって腰をおろしたときに見た風景。
両脚の皿の上に違和感を感じたのでバンテリン登場でした。
大駒ケ岳を登りきったところでとうとう両脚が痙攣してしまったので
テープサポーターをガッツリと巻いて下山。
途中で2Lの水も飲みきってしまって、
ヨガイバ沢の岩清水を浴びる結末となりました。
- 関連記事
-
- 五葉山 ② (2014/07/15)
- 五葉山 ① (2014/07/14)
- ヘブライという山 (2014/07/07)
- ふたたび 中岳 ・ 四角岳 (2014/06/24)
- 中岳 ・ 四角岳 (2014/06/01)
コメント